ブックタイトルWorldDairiExpo

ページ
7/7

このページは WorldDairiExpo の電子ブックに掲載されている7ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

WorldDairiExpo

ブックを読む

Flash版でブックを開く

このブックはこの環境からは閲覧できません。

概要

WorldDairiExpo

ジョン・ウェラー(右)は今年のワールド・デーリィ・エキスポに、買う側ではなく売る側としてやってきた。ウェラーとダナ・カークはアクセント・ロータリー・スクリーンを引っさげて、2006年のエキスポに再び戻ってきた。売るにも買うにもエキスポが一番ローラモーザーミシガン州ダンズビル在住の農業ライターミシガン州の酪農家ジョン・ウェラーは、毎年ワールド・デーリィ・エキスポにやってくる。会場に着いたときには準備万端で、存分に楽しめるようにしている。2005年、彼は3,500頭を収容できる農場の拡張工事に追われた。工事の完了が視野に入った2006年、彼はエキスポにそれまでとは違う目的でやってきた。買うためではなく売るためである。ワールド・デーリィ・エキスポが第一級の酪農家の集う場であることから、ウェラーは新たに彼とともにビジネスに携わるようになった仲間たちとアクセント・ロータリー・スクリーンを目玉にした展示を行った。この装置は、ウェラーの農場にあるマクラナハン砂分離器と連動する。「アクセント・ロータリー・スクリーンは分離器の拡張装置として優れています。砂分離器から液体が出てくると、ロータリー・スクリーンが固形分を分離します。この仕組みに気付いたのは2005年に牛糞処理システムを組み立てていたときです。とても気に入って、地域の代理店になりました」(ウェラー)アクセント・ディスプレイはエキスポを訪れていた糞尿管理システム関係者の関心を集め、ショウの後で何台か売れた。「私たちのブースはマクラナハンの隣だったので、うまく連携をとることができました」「欲しいものリスト」が増えていくウェラーは、ブースにいない間には、商品展示会で注目を集めている新製品を見て回った。「毎年8月に集まって計画を立てています。マネージャーを集めて全員の『欲しいものリスト』と『必要なものリスト』を聞き、その年に買うものを決めます。それから購入予定の品目のリサーチをします」ウェラーはエキスポだけではなくあらゆるところへ足を運んで買いたいものを探し回るが、そのときいつもハーズマンのゲーリー・ブレアが同行する。ウェラーにとってゲーリーは、決断を下す際には欠かせない右腕である。「今年は新しいフィード・ミキサーを探しています。ここに来て新製品や欲しいものを見て回るのは楽しいです。今はディーラーが国中に点々としているので、たくさんのモデルを一度に見られるチャンスはなかなかありません。ここなら、短い時間でいくつものディーラーに問い合わせることができます。気に入ったものがあれば注文するしょう」展示されていたフィード・ミキサーをあれこれ見比べてから、ウェラーはペンタ・フィード・ミキサーを選び、12月に1台注文した。ウェラーはまた、メイヤー製のサイレージ貯蔵ボックスも2つ購入した。1,600ha近い耕作地を持つウェラーは、常に新しい機械に注目している。2005年のエキスポではさまざまな搾乳機械が実際に稼働する様子を見ることができ、マディソン地域の農場も見学してみて、新たにロータリーパーラーの購入を決めた。「エキスポのすぐ後に購入しました。マディソンの農場で稼働しているパーラーを実際に見て、マネージャーたちと相談して決めました」2006年のエキスポでウェラーは、前年の参加者たちとの旧交を温めた。彼らの多くが、ウェラーの導入したパーラーに興味を示し、作業がどう変わったのかを知ろうと質問攻めに遭った。6