ブックタイトルHoardsDairyman 増刊号2015

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HoardsDairyman 増刊号2015

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概要

HoardsDairyman 増刊号2015

第1章乳房内の感染症感染:細菌が乳房に侵入する1.搾乳と搾乳の間、または搾乳中に細菌が乳頭管に侵入する。2.細菌が乳頭管、乳頭槽および乳腺槽で増殖する。3.細菌がゆっくり、もしくは急速に増殖し続け、乳腺房内に入る。乳房炎:乳房内感染に対する牛の反応4.白血球が血液から乳腺房内に入り、侵入してきた細菌と戦う。5.壊死組織片、白血球およびタンパク質が塊状になり、牛乳中に凝固物やブツができる。6.凝固物が乳管に詰まると乳腺房が腫れ、牛乳生産が停止する。乳房炎は自然治癒するか、重症化する7.炎症が進むにつれて、分房は腫れ、赤みを帯び、熱をもち、硬くなり、痛みを伴う可能性がある。8.細菌はトキシン(毒素)を作り出し、これが血液を通ることで全身に広がる。9.異常乳や乳房の腫れに加えて、この時点で牛は重症化している可能性がある。―――――――乳房炎を理解する―――――――7