バイオマス向け衝撃式粉砕乾燥装置 KDS Micronex KDS250-S6
粉砕・乾燥したバイオマス等は燃料、再資源材として期待できます

地球温暖化対策、原油価格の高騰などからカーボンニュートラルであるバイオマスを燃料として活用する動きが出てきています。
しかし、下水汚泥、製紙汚泥、食品汚泥、木質系バイオマスなどの廃棄系バイオマスの多くは含水率が高く、発電用の燃料として十分に活用できていないのが現状です。
KDS Micronexは粉砕衝撃により様々なバイオマスを微粉化すると同時に乾燥も行います。このためKDS Micronexで処理されたバイオマスは、化石燃料代替の固形化燃料として、あるいは微粉末燃料として微粉炭、重油LNGと同じように直接吹き込むこと が可能となります。
乾燥し、微粉末化されたバイオマスは、アトマイズして燃焼させる液体燃料と同じような燃焼特性を有しています。
家畜堆肥を敷料として再利用が可能です


粉砕・乾燥させた家畜堆肥は、吸収率が非常に優れているため、現在価格が高騰し入手が困難になっているバーク ・木質チップなどの代わりに敷料として再利用することが可能です。
特徴の数々
- 外部加熱を行うことなく乾燥が可能です
- このため、燃焼排ガスもなく、それに伴う匂いも発生しません
- 木質系から汚泥系まで広範囲な材料を処理できます
- 設備がシンプルでメンテナンスも容易です
- 据え付けも簡単でシステムとしての拡張も可能です
製品仕様 KDS250-S6
材料供給速度 | 200-1500 Kg/hr |
粉砕サイズ | 200-2000 micron |
本体サイズ | 全長 約5650mm 全幅 約2400mm 全高 約5800mm |
機械自重 | 約6000kg |
モータ | 200kW;37kW;2.2kW;1.5kW;0.75kW;0.75kW |
消費電力 | 130-210kW |